微睡日記

日々

愛する人へ 2

とても出せたものじゃない文章だから静かに下書きへと還しました 愛する人の大切な一日がやってくる それが私の一生の中の一日でもあるんだと気付いて、その奇跡に感謝して目を閉じます 此処最近は生きた心地がしなくて 些細なことでズタズタに傷付いて、わ…

叶わない願いを想い続けること

貴方は思い描いたことは全て実現できると仰る だとしたら私の想いも無駄ではないことになるんだよ けれどこの願いが叶うとしたらそれは只の夢物語で、都合が良すぎて泣けてくるツクリモノのマガイモノだよね? 貴方が思い描いたことと、私が思い描いたこと …

「おいで」 と云われて招かれた先は 見たこともない妙齢の男性の 居心地の悪い膝の上だった だれなんだろう?とおもった 名前も分からない彼は天井を指差し、ゆっくり言葉を続けた 「お母さんはね、星になったんだよ。だから、夜になったら空を見上げてごら…

神様を探して

私の神様は数年で交代する 不思議なものでその時々に合った神様が気付いたらすぐ傍に居て、最初は少し違和感があるのだけれど、信仰心とは自然と生まれゆくものだ そんな神様達に出会う度に心酔してしまう私は、神様が神様で無くなった時(それがどんなに自分…

夏の日

すぐに思い浮かぶのは 陽射しの強い8月の日だ 祖父はいつもの特等席のソファに座り 私も側にある同じ形のソファに座る 祖母の庭いじりを手伝って 水撒きを一通り終えた私は クーラーがしっかりと効いたリビングで 汗が少しずつ引いていくのを感じていた 祖父…

日記をつける意味

その時々を切り取って残しておきます そんな日記です